現役パーソナルトレーナーが伝える、パーソナルジムを選ぶ時の注意点

・パーソナルジムに入会を考えているけど、ジム選びに失敗したくない。
・選ぶ際に注意するポイントは?
・大手ジムと個人経営ジムどっちがいいの?
・もし入会して思っていたのと違う場合は?

パーソナルジムに入会を考えているけど、パーソナルジムの選び方って難しいですよね。

ジム選びに失敗すると体が変わらないだけでなく、時間とお金が無駄になってしまいます。

本記事を最後まで読むことで、失敗しないパーソナルジムの選び方や、万が一失敗と感じた時の対処法がわかるようになり、安心してパーソナルジム選びをする事が出来ます。

この記事は大手パーソナルジムの店長を経験し、現役でパーソナルトレーナーをしている筆者の経験を元に書いています。

ぜひ参考にして下さい。

目次

ここに注意!パーソナルジムを選ぶ時のポイント

まずパーソナルジムを選ぶ時に注意するポイントを解説していきます。

注意するポイントは以下になります。

注意ポイント
  • トレーナーの質
  • サービス内容
  • 設備、立地
  • 保障制度

では、1つずつ解説していきます。

・トレーナーの質

トレーナーの質と言えば、知識や技術、実績などが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実はトレーナーに一番大事なのはコミュニケーション能力です。

もちろん知識、技術があるのは大前提です。

ただ、いくら知識があったとしてもそれを相手に上手く伝えるコミュニケーション能力が無かったり、コミュニケーションが不快に感じる、合わないと感じる場合はうまくいきません。

どのパーソナルジムに入会しても、パーソナルジムはマンツーマン指導を売りにしていますので、人対人のコミュニケーションになります。

カウンセリング時やトレーニングを開始してコミュニケーション能力や接遇能力に不安がある場合はトレーナー変更を申し出ましょう。

知識や技術面に関しては資格の有無や、お店の研修制度の有無はチェックしておいた方が良いでしょう。

・サービス内容

サービス内容で重要なポイントは食事サポートトレーニング内容です。

食事はダイエットや筋肉をつけるには非常に重要な要素です。

どんなにトレーナーのトレーニングの教え方がうまくても、食事が正しく摂れていなければ目的の体にはなりません

食事のサポートで重要な点は報告方法アドバイス頻度です。

ダイエットが目的の場合は最低でも毎食の写真を使った報告と2日に一回はアドバイスしてもらえる所を選ぶのをおすすめします。

トレーニング時にノートに書いた食事内容を見せてアドバイスを貰うような所もありますが、それでは不十分です。

体を変えるにはトレーナーがお客様の食事を具体的に把握している事と、早急な修正をする事が非常に大事になります。

次にトレーニングはあなたの目的に合った運動指導をしてくれる所が良いでしょう。

ダイエットの場合は食費カロリーを稼ぎつつ、筋肉が減らないようにしっかりと筋肉に負荷をかけるようなトレーニングが必要になります。

ボディメイク目的で足を細くしたい、くびれを作りたいなどの場合は解剖学を理解したアプローチをする必要があります。

あなたの目的に合わせたトレーニングをおこなってくれる所なのか、カウンセリング時に確かめて起きましょう。

・設備、立地

設備面は完全個室なのか、ウエアやタオルなどのレンタル品は充実しているのか、シャワーやアメニティ類はおいてあるのかなど、いかに快適に過ごせるかをチェックしましょう。

清掃が行き届いているかどうかも、そのお店のお客さんに対してのサービスの本気さがうかがえます。

汚いお店は総じてサービスの質が悪いものです。

立地は、なるべく駅から近いところか、家から近い所を選びましょう。

意外に優先度の高い項目です。

ジムに行くだけで時間がかかると、どうしてもジムに行く気持ちを減らしてしまう要因になります。

運動は習慣化させる為に頻度が大事ですので、なるべく通いやすい立地を選びましょう。

保障制度

結果がでなかったり、サービスに不満があったり、通えなくなった時の為に返金制度を導入している店舗が多いので、具体的な条件や補償内容を確認しておきましょう。

特に全額返金制度がある所は、それなりに条件がある所が多いので要チェックです。

大手ジムと個人ジムどっちがよい?

パーソナルジムを選ぶ時に大手ジムが良いのか個人ジムが良いのか迷いますよね。

※ここでいう大手ジムは10店舗以上、個人ジムは1~3店舗程の規模をイメージしています。

結論は人によります

どちらの方が優れているという事は無く、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で自分に合った所を選択しましょう。

ここでそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

大手ジムのメリット・デメリット

大手ジムのメリット

サービスに安定感がある

大手はサービスが均等化されているので、一定の品質は保障されている傾向があります。

会員数も多く、ホームページやネットから口コミや情報が得やすいので店舗の特徴も調べやすいです。

・店舗数が多い

店舗数が多いという事は、駅の近くや、自宅から通いやすい立地に存在している事が多いです。

・設備が良い

トレーニング器具や、館内設備は個人店舗より豊富で行き届いてる事が多いです。

・保障制度がしっかりしている

返金制度や保険制度が整えられています。

・トレーナーが多い

トレーナーの在籍が多いと、万が一トレーナーが合わない場合はトレーナー変更がしやすくなります。

大手ジムのデメリット

料金が割高

広告宣伝費や、人材確保、設備やマニュアルなど、お客様にサービスが届くまでの工数が多いので、その分費用が上乗せされた料金設定になっている傾向があります。

・トレーナーの質にばらつきがある

一定のサービスマニュアルがあるとしても、人材確保の為、採用基準が甘くなる傾向があり、また教育も行き届かなくなる為、トレーナーの質にバラ付きが出やすい傾向があります。

個人のメリット・デメリット

個人ジムのメリット

・トレーナーの入れ替わりが少ない

個人経営のジムは、在籍しているトレーナーが少数なので、基本的にトレーナーの入れ替わりは少ないです。

トレーナーがコロコロ入れ替わってしまうと、トレーニング状況などの把握が難しくなってしまうので、できれば少ない人数で対応してもらった方が安心できます。

・融通が利きやすい

大手ほどサービスがマニュアル化されていない為、お客様要望に合わせたトレーニング内容で進めていける事が多いです。

個人ジムのデメリット

・トレーナーが選べない

トレーナの在籍が少ないので、トレーナーとの相性が良くなかった時の選択肢が退会になるケースが多いです。

・コンプライアンス、保障面が心配

融通が利く反面、マニュアルが確立されていない場合が多く、コンプライアンス面や、安全確保、保障制度に不安がある傾向です。

このようにそれぞれにメリット・デメリットがあります。

大手ジムの方が安心感があるのは確かですが、個人ジムでも大手に出せない強みを持っているところもありますので、実際に店舗に足を運んで比較するのがよいでしょう。

カウンセリングで聞いておいた方が良い事5選

パーソナルジム入会する場合は必ずと言っていいほど初めに無料カウンセリングを受ける流れになります。

無料カウンセリングで、ジムのサービス内容や、悩み相談、料金、期間を決めて、そこで入会するかどうかを決めます。

その際に必ず聞いておいた方が良い事を、私の経験を元に5つお伝えします。

・食事サポートの方法、頻度

先ほども解説したように、食事のサポートは非常に重要な要素です。

誰がどのように自分の食事を把握してくれるのか、アドバイスの頻度はどのぐらいどうやっておこなってくれるのか確かめておきましょう。

・トレーナ―は担当制かどうか

トレーナーとの相性は重要です。

まず担当トレーナーがつくのか、都度変わるのか、担当トレーナーが付く場合は変更が可能なのかを聞いておきましょう。

ベストはトレーナーが固定されている方が把握してもらいやすいので、トレーナー固定制をおすすめします。

予約のとりやすさ

トレーナーの人数が少なかったり、忙しい店だと、自分の通える時間に予約がとれない場合も出てきます。

まずは自分の通える時間帯に予約がとれるか聞いておきましょう。

・返金制度

全額返金期間はあるのか?

条件はあるのか?

解約金はかかるのか?

など、通えなくなった時や、サービスに不満があった場合の保障の有無、細かな条件は聞いておきましょう。

・具体的な期間

目標の体になるにはどのぐらいの期間が必要かをきいておきましょう。

ここに具体性がなかったり、誇張されているような説明のジムは危険です。

ダイエットの場合は体重の落ち幅の目安や、必要な期間を教えてくれるでしょう。

筋肉をつけるのは人それぞれスピードが違いますので、逆にここで「2カ月あれば筋肉がつきます」など言い切ってくるところは危険なので注意しましょう。

まとめ

今回はパーソナルジムを選ぶ時の注意点をお伝えしてきました。

注意するポイントをまとめると

  • トレーナーの質
  • 食事サポートの内容
  • 設備、立地
  • 保障制度です。

大手ジムか個人ジムかは好みや、近くにどういった選択肢があるかにもよるでしょう。

まずは無料カウンセリングや、体験コースに申し込んで、実際に足を運んで、注意点を把握する事で、納得してから入会しましょう。

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